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こちらはメインコンテンツの【令嬢の回顧録】です。
開設の2010/12より概ね2013/10までにUPしたノベルを置いています。


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ゲスト作家さまの作品がお楽しみいただけます。

    「軍服の令嬢」にお立ちよりくださり、ありがとうございます。
    忙しく慌しいこの季節に当サイトをご訪問くださる方のいることに、今年も感謝しております。
    ことに今年は、当サイトから離れていく人の多い中、今までと変わらぬおつきあい、またそれ以上に親しくおつきあいくださる方もいらっしゃり、ありがたく思うと共に人と人とのご縁の不思議を感じております。

    今年のノベル投票は、昨年同様予選から始めてみたものの、一転それを本戦へ移行することとなりました。
    ほぼ全ノベルでの総当りとなったために投票一覧が長~くなり、結構おマヌケな投票所となってしまいました。
    また、ノベル数がそこそこ多くなったため、総当りでは票がバラけ過ぎることが予想されたので、“1人1票”から“複数回投票可”に変更いたしました。
    私の知る限りでは、だいたい3票(3作)ぐらいご投票くださった方が多かったみたいです。

    過去に1番投票数が多かった年は、2011年。
    357票のご参加をいただきました。
    この年も総当りの複数投票。
    翌年の2012年はノベルの数が増えたので予選を設け、上位作での本戦になりました。
    予選は192票。
    本戦は302票。
    今年・2013年は正直なところ100票もいかないんじゃないかと思っていました。
    私自身は、投票経過を100票を超えるところまでは見ていました。
    でも、200票を超え、投票の設定を“1人1票”から“複数回投票可”に変更にした辺りから、見るのをやめました。
    今年で最後になるであろうノベル投票。どうなったかな、と気にしつつ、でも見ないぞ、と、「恋獄」の投票結果と一緒に楽しみにすることにしていました。

    ちなみに過去2回の投票結果は以下になります。

    2011年
    1位 ささやかな欲望(31.7%)
    2位 愛をおしえて(13.7%)
    3位 月あかりのダンス(9.8%)

    2012年
    1位 愛をおしえて(13.9%)
    2位 終の夏、ゆく(11.6%)
    3位 想いのゆくえ(10.9%)

    2011年の1位の「ささやか」も、2012年の2位「終」も、その年のアンドレお誕生日ノベル。
    印象に残りやすいのかもしれません。
    では、今年も…?
    そんな予想をしながら、終了を待っておりました。


    さて。
    今年の投票結果ですが。
    総当りということで、全部のタイトルを並べると結構鬱陶しいことになるため、結果は3つに分けました。

    9票以下
    10票~19票
    20票以上


    まずは中間グループの得票数から。
    10票~19票の中間グループは11本でした。

    10票 「15日の贈り物 SIDE Andre」
    11票 「ヴァランタンの贈り物」
    12票 「雨に濡れて、のち」
    12票 「雪ベル」
    12票 「Mille mercis」
    12票 「テイク3」
    13票 「おまえを待つ」
    14票 「終の夏、ゆく」
    15票 「月あかりのダンス」
    16票 「白百合に誓う」
    17票 「指環物語」

    10票でギリギリ中間グループに入った「15SA」は、元ノベルの「15日の贈り物」が9票以下。
    なぜにSAの方が票が多かったのか、私には心当たりなし。
    おまけ作のジュリメイン・「あなたへの贈り物」は2票と、こちらは健闘した方かと思います。
    ジュリものは他にも「その前夜」がありますが、こちらは1票。
    ジュリは「ささやかな欲望」の第2部である「海岸線の街へ」にも出てきて、主役的な扱いになっています。
    そして、「海岸線」にはエマも出てきます(笑)

    「ヴァランタン」と「MM」と「指環」はだいたいいつも同じぐらいの得票数。
    個別の拍手数でも、この3つは同じぐらいです。
    UP時期も近く、私にはこの3つは“仲良し3姉妹”的なイメージがあります。

    12票の「テイク3」は、「愛すべきバカップル」の姉妹作。
    こちらもなぜか「愛すべきバカップル」の方が3票と、元ノベルの方が伸びない感じです。
    「T3」の方が、バカ度が高いからでしょうか。

    13票の「おまえを待つ」。
    これは書いた時期としては、相当古いもの。
    まだサイトを持つ前… どころか、まだ二次小説という言葉も知らなかった頃。“自分だけのヘンな趣味”として、手帳にちまちまと書いていた頃のものです。
    先行ノベル置き場にて細かく分割されてのUPを経て、「回顧録」での本UPとなりました。
    今はなき先行ノベル置き場。ここで最後にUPしたノベルは、8話ぐらいまでUPしていた「果てに見たもの」。
    これを人さまにお見せすることは、恐らくもうないでしょう。
    「おまえを待つ」の関連作であるアンドレ目線の「俺を待つ」は8票。アラン目線の「うたたね」は6票。その続きのOAものの「大切な約束」は9票。
    エロイラストがついた「うたたね SIDE Oscar」は5票と、「待つ」のシリーズは低め安定な得票数となりました。

    15票の「月あかり」は未だにご感想が多く届くノベル。
    UPは2011年6月。
    サイト的には結構初期のものなのに、今でも「月あかり」にはご感想が届きますし、過去作の思い出話としてよく上がるのも「月あかり」です。
    姉妹作に「月あかりのダンス SIDE Oscar」など、主人公違いがいろいろあるのが「月あかり」の特徴かもしれません。
    1つの物語、まったく同じ台詞で、主人公を変えて違う物語として展開させる、と。そんなことがやってみたくて、「SIDE Alain」と「SIDE Oscar」をまとめて書きました。
    「月あかり」はあちこち分散しておりますが、関連作は全部で5つとなっております。


    そして、20票以上の上位グループはこちら。

    20票 「ささやかな欲望」
    20票 「想いのゆくえ」
    20票 「1万日目に俺たちは死んだ」
    20票 「宵闇に香り満ち」
    24票 「なまえを呼んで」
    25票 「外つ国(とつくに)のヴァランタン」

    20票の「ささやなか欲望」には最終話のあとに、種明かし的な本当の最終話「エマの独り言」があるのですが、こちらは3票。
    「ささやか」では恋人同士としての平凡な休日を書きたかったというのもあるのですが、自分的には「ウザキャラを可愛く書く」というのがテーマでした。
    物語をかき回す鬱陶しいエマ。嫌われる要素の高いこの子を、「でもなんかカワイイ」という存在にしたかったのですが、結果的には失敗。
    力量不足でした。
    「海岸線の街へ」では、人妻として出てくるエマ。親の決めた相手の元へ黙って嫁いだエマなのですが、まだ夫とは結ばれておらず、それは嫁いでから気づいた片思いのせい。嫁ぐ前にちょっとだけ奉公のまねごとをしていたお屋敷で出会った素敵な人に想いを馳せているけれど、その人には片方の眼を差し出しても惜しくないほど愛している女性がいて…
    彼と彼女とジュリとエマが美しい海岸線を持つ小さな街で再会し、彼と彼女の旅の目的は、もちろん「ささやか」でお流れになった初夜。と、「海岸線」はそんな物語です。

    「想いのゆくえ」は、元ノベルが「雪ベル」。この「××ベル」というもの自体が3部作です。
    野球ものの「熱闘!ベルサイユ」、雪合戦の「白熱!雪のベルサイユ!!」。それからもう1つ、「〇〇!×××× de ベルサイユ!!」というのがあります。
    これはWCRで私が告知していたので、ご存知の方はそこそこにご存知かと。
    (なんだ、そこそこにご存知って・笑)
    「雪ベル」関連作は、初夜を迎える2人の「待ち人薫る」が3票。ジャルジェ夫人語りの「春の陽射し」が2票。おまけノベルとして【Hermitage】でUPしたナターシャが主人公の「黒髪の王子さま」が3票と、貧乏貴族のお嬢さまのナターシャは結構健闘いたしました。
    そして18禁のカテゴリーの方の、「薫る」の続き… というか、「薫る」でぼかした寝台上でのアレコレを詳しく(笑)書いたものが、同じく20票をいただいた「宵闇に香り満ち」です。
    ぎっくり腰のドレさんは寝台でも頑張ってるよ(笑)(笑)
    同じく18禁カテゴリーでは「外つ国(とつくに)のヴァランタン」が25票。
    こちらはある意味王道初夜もの。余裕のある彼と、まったく余裕の持てない彼女の最初の夜の物語。
    最後の1行で「ああ!」となった方は多かったみたいです。
    こちらのカテゴリーでは「仮面の女」が1票、「従僕の仮面」は0票で、3票入った「混沌の雫」の方が上だったという…
    「雫」はあまりノーマルとは言えないものでしたから、こちらの方が僅かとはいえ得票数が多かったのは意外でした。
    「雫」は、私としてはかなりマイルドに抑えたものでしたが。

    「なまえを呼んで」は、UP時にはかなり批判された物語。
    「オスカルさまがかわいそう」「これでは父親の虐待じゃないか」、そういった声が多く寄せられました。
    私的には、レニエが彼女を張り倒している場面などは原作にも出てきていますので、“うーん、なんで二次創作で書くと虐待と言われるんだろ”といった感じでした。
    なので、今年の投票で「なまえを呼んで」が上がってきたのは、かなり意外でした。


    総当り複数投票ですが、2013年の得票数TOP3はこちら↓

    1位 42票 「50にならせしあの方に」(8.8%)
    2位 35票 「愛をおしえて」(7.4%)
    3位 31票 「くちなおしのマルリー」(6.5%)


    「50にならせしあの方に」。こちらは50万HIT御礼ノベル。
    こういった数字のついたタイトルは、キリ番ノベルが多いです。
    1万拍手御礼の「1万日目に俺たちは死んだ」や、100万HIT御礼の「100年の恋獄」など。
    「テイク3」は3万拍手御礼だったりします。
    「50」はただいま、最終話の“上”までがUP中。
    最終話はPW制限での公開となっておりますが、さて、どれぐらいの方がご覧になっているだろう。
    PWが判らなくても、読めるところでは読めているので。
    そして、PW請求をなさらなくても、PWが置いてあるところは今もあるので。

    「愛」については、今年は非公開にしていたものなので、何も言うことはないです。
    ご投票くださった方には「こんな終わり方ですみません」とお伝えするだけ。
    結末の知りたい方には、メールでお答えしております。
    「回顧録に戻るのを、気長に待っています」と、そのようにおっしゃってくださっていた方々には、本当に申し訳ないです。
    「愛」は本当に長くて、今までUPした部分でも、ほんの始まり。
    ある意味、始まりで終わって良かったのかもしれません。
    ずっと連載を重ねてきて、終盤で途切れるよりはましかと思っています。

    「くちなおしのマルリー」は、今年のアンドレお誕生日ノベル。
    やはり今年も彼のお誕生日ノベルがキタかぁ、といった感じです。
    「マルリー」も、最初から批判の多い物語でした。それはもう、“マルリーなんぞやめちまおうか”と思うぐらい批判が多かったです。
    でも、それと同じぐらい「楽しみ」と言ってくださる方がいらしたので、完結まで続けられたノベルでした。
    「マルリー」には結局、「アラス編」と、パラレルものとして、女性のたしなみレッスンの18禁もの「空(から)のまなざし」が出来ました。
    「空のまなざし」は、導入部の辺りをWCRでUPしたので、お読みになった方もおいでのことと思います。
    また、「マルリー」には【Hermitage】でのおまけノベルとして「間違い。そして間違い」がありますが、こちらは7票と予想外の大健闘をしております。


    投票総数は476。
    グラフ化された詳しい内わけは【こちら】
    伏せられているノベルも多い当サイトのイベントにご参加くださり、ありがとうございます。
    476票の中には、多分いたずら的に投票されたどうでもいい票も入っているでしょう。
    でも。厳密なことを求めているわけじゃなし、冬のイベントごとの1つ。
    「ああ、そういやそんなノベルもあったっけね」と、ちょっとしたお遊びになればいいのです。
    「恋獄」のend投票も含め、2013年のノベル投票に関わってくださった方々に、熱く、熱っ苦しく御礼申し上げます。

    得票上位ノベルは、「墓標の間」にて再公開中。
    PWは少し前からサイト内のどこかしらで見られるようになっております。
    どこにあるのかをお答えする気はありません。
    それをいつ削除するのかも決めていません。
    そういうのは運だったり縁だったりだと思っていますし、誰も気づいていないなら「あ…(汗)」とも思いますが、普通に見つけている人はいらっしゃるので。

    では。
    2013年のノベル投票におつきあいくださった方、まことにありがとうございました。
    WCR-bや「Voyage」などで引き続きご縁をいただける方は、来年もよろしくおねがいいたします。

    どなたさまもよいお年を。

    :注:2021/12:
    「愛をおしえて」のあらすじと結末についての、“お問い合わせにて公開”は2013年内で終了しました。
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