フリーエリア2
私はアンドレの広い胸に飛び込む。温かい…。私はこの温かさを忘れかけていた。でも…もう離れない…!もう離さない…!
「オスカル…ゴメン。悲しい思いさせて…。藤稔薫とはもう別れるよ。だから…ね?」
オスカルの肩は固かった。皮膚の下は骨のようだ。それに痩せてしまった。これも…俺のせいだ。
ほんとにごめん。
「オスカル…。もう離さないよ。約束だ。俺の大切な人。そして…未来の俺の奥さん。」
2人はどちらからでもなくキスをする。
その後,薫が見事に振られたのはいうまでもない。
…*Fin*…
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