07:28am
昨日はチェスキークルムロフに着いてすぐ、城の中にあるバロック劇場を観に行きました。
残念ながら、内部は撮影禁止。
小さな劇場ですが、舞台の下まで入り、昔の演出の仕掛けや効果音を出す道具、照明の工夫などを見せてもらいました。
写真が撮れないのが、本当に残念。
その後は、城の内部のガイドツアーに参加しました。
私が城に着いた時に、ちょうど1本前のツアーがスタートする時だったのですが、それがもうすごい行列でした。
なので、混み合うことは承知の上で、劇場からツアー出発点の扉前に急ぎました。
結果。
参加人数10人ちょっと。
たぶん夕方のバスで帰る団体客や、チェスキークルムロフに泊まっていない観光客が引き始める時間だからだったと、あとから気づきました。
1本逃してラッキーでした。
城の内部を見学した後は、塔へ登りまして。
狭く急な階段は、登る人と下る人がすれ違えないぐらい。
空いた時間だったから良かったけど、ピーク時に誰かが転んだら、何十人も死にそうなほどの急勾配でした。
日本だったら、入場規制するレベル。
そうそう。
城関係を観たあと、街を散策していたら、袖の中に虫が入ってきまして。
最初は気づきませんでした。
え！？なんか痛いと思って、おかしいなーと半袖をパタパタさせてみたら、緑色のギラギラした虫が肩に噛みついていて。
大きさは細身な蜂ぐらい。
いかにも悪そうな顔をしていました。
もうもうもうドン引きで追い払って。
結局3か所噛まれて、腫れています。
痛い…

09:50am
ホテルをチェックアウトして、ただいま移動中です。
チェスキークルムロフ、もっといたかったんですが。
でも夜中に夜景を撮りに行ったり、早朝の城で観に行ったりと、街をうろうろしてきましたよ。
チェスキークルムロフは、小さな島のようなところ。
全体が世界遺産になっていて、女の子のおもちゃ箱をひっくり返したような街。
すごく可愛らしい街並みなので、機会があればぜひ訪ねてみてください。
イメージとしては、モン・サン・ミッシェルのグランド・リュに似ています。
規模の大きなグランド・リュみたいな。
朝、はがきを出しました。
いつもはがきの届く方は、少し気にかけていてね。

10:03am
今日の車移動も快調。
昨日はチェスキークルムロフも快晴でした。
でもー昨日調べたところによると、今日から3日間は雷雨だとか。
確かに深夜は小雨が降っていて、雷鳴も響いていました。
「ああ、やっぱり」なんて思っていたのだけど。
今はよく晴れてる。
これから今日の宿泊地が近づくにつれて、崩れてくるのかしら。

12:00pm
プラハに着きました。
ホテルがすんごい素敵！
期待し過ぎないようにしてたけど、ディープグリーンを基調にしたクラシック系。
広いし！
館内全体が貴族の屋敷風。
2時間ほど早く着いたけど、お部屋に案内してもらえました。
天候も良し。
これから、修道院を見学してきます。

17:11pm
ストラホス修道院を見学した後、プラハ城に来ています。
プラハ城は高台にあって、石畳の急勾配を登って行きます。
暑さと体力不足でヘロヘロになりながら城まで来ると、入場のセキュリティチェックの長蛇の列。
敷地内には様々な建物や教会、宮殿があるので、チケットは選択の余地なく2日券です。
私は今日は、プラハ城内の聖ヴィート大聖堂と黄金小路、ロジュンベルク宮殿を観る予定でした。
順調に観てまわって、ロジュンベルク宮殿に入ろうとしたら「もうおしまい」と言われて入れてもらえず。
開館時間は6時。
5時までに入れば観られるはずなのに。
ロジュンベルク宮殿は、マリア・テレジアが未婚の貴族の女性を保護・教育するための館としたところ。
プラハは一時期、ハプスブルク家の統治下にありました。
それで今回、プラハに来てみました。
それから、プラハはNHKで放送していた「マスケティアーズ」のロケ地。
中世の街並みがそっくりと残った都市です。
マスケティアーズでの映像があまりにも素晴らしかったのも、今回プラハに来た理由のひとつです。
今回、ウィーンとチェスキークルムロフを訪ねてみて、いまいち判らなかった18世紀の貴族の生活面の疑問が少し解けました。
ノベルに書くのが楽しみです。

19:20pm
風呂に入っとります。
こっちに来てから初めてバスタブのある部屋なもので、ダラダラ湯に浸かっております。
それにこのバスルーム、すんごい豪華で。
広すぎて寒い(笑)
バスタブはたぶん、身長2mぐらいのおっさんでも余裕で足を伸ばせるわ。
バスタブにヘッドレストもあるので、寝てしまいそうだ。
バスルームは円形で、窓はステンドグラスになってる。
てか、部屋の窓もステンドグラスなんだけど。
今日のプラハは天気予報が大外れで、超快晴。
暑かった。
普段、あまり汗をかかないたちなのに、背中を流れる汗を感じたわ。
そして、ウィーン以上の混雑ぶり。
どこも落ち着いて歩けない。人をよけながら歩くのに大変。
それに加えて急勾配の石畳なもんだから、何度転んだことか。
でも1番キてるのは、手術を重ねている膝よりも、肺。
人並みの機能をもってないから、坂道で息が上がってしまって、手足が痺れてくる感じ。
プラハ城は高台にあるから、1泊目のホテルに城の真下のホテルを取ったのだけど、それでも5分ぐらいは登るので、息が絶えそう。
プラハのホテルを取るとき、あまり歩けなくなっていることを予想して、ホテルを3泊別々のブロックにした。
ホテルを変えるのは落ちつかないのだけど、坂と石畳の街を歩く自信がまるでなかったから。
明日はカレル橋近くのホテルに移動。
その前に、2日券ぶん、プラハ城を観ないと。
とりあえず明日はロジュンベルク宮殿を観なければ。

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